婚活での5月病と乗り切る方法とは~銀座の結婚相談所、婚活ブログ~

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桜が散り、1か月たつともう初夏の陽気ですね。夏服選びを始めようかなと思っている、カウンセラーの鈴木です。

世間では「5月病」が流行りだす時期ですが、婚活においても5月病に似た状態があるのをご存知でしょうか?

それは婚活を始めて、3か月で結婚するぞー!と意気込み、2~3か月くらい全力疾走し、何かのきっかけでふと訪れます。あるいは、婚活長期戦中の方も、気づいたら陥っていることが多いです。特に、真面目で頑張り屋さんの方がかかりやすいです。

始まるきっかけは、お見合いで失礼なことを言われた、いい感じだった人と突然交際終了になった、婚活以外の魅力的なイベントを我慢して、お見合いのためにあけておいたのに、全然期待したお相手とかけ離れた人だった・・・、など、少しネガティブなきっかけであることも少なくありません。

それが引き金となり、直近でピンと張りつめてきた糸が一気に切れ、
「ああ、自分は何をやっているんだろう・・・」「こんなに頑張っていて意味があるのかな・・・」
と思い、そこから急激にモチベーションが落ちてしまうのです。

でも、安心してください。この婚活5月病には、ちゃんと対処法があります。
この記事では3つの処方箋をお渡ししますね。


①気分転換をする
これは誰もがすぐ思いつくことかもしれませんね。ちょっと気分転換し、それでまた前向きになれる、そんな軽度の5月病ならばこれで十分です。もし、気分転換をすることにすら罪悪感を感じやすい、そんな真面目なあなたには、ちょっとしたコツがあります。それは、「婚活にも関連するといえる」(婚活の一環だと、うまく言い訳ができそうな)気分転換をすることです。
例えばこんな感じ。

・お見合い会場のリサーチを兼ねて、ホテルのラウンジでアフタヌーンティー
・次に出会う本命とのデートに向けて、新しい洋服やコスメを探しにウィンドウショッピング
・婚活以外の場にも出会いの目を向けるために、出会いが多いと噂のバーにおしゃれして繰り出す
・異性の心理を学ぶために、恋愛小説を読んだり、映画を見る
・気になるあの人とのおうちデートに向けて、インテリアに凝ってみる

どうです?幅広くとらえたら、いくらでも"婚活関連の" 楽しい気分転換ができそうではありませんか?

②無理のないペースにギアチェンジ
一般的にいう5月病にも、婚活における5月病にも、共通点があります。それは、新学期だから、新年度だから、新環境だから・・・と、普段の自分ができる以上に頑張ったり、自分をよく見せようと張り切りすぎてしまうことです。婚活における5月病も、基本は同じメカニズムで起きることがほとんどです。ですので、その状態を、普段の自分のキャパ内に戻してあげることで、無理がなくなり、また平常運転ができるようになる、という仕組みです。
もし回数をこなしすぎて疲れたならば、一度回数を半分程度に減らすことをお勧めします。例えば、月に5-6回お見合いをして、ちょっと疲れるなと感じているならば、2-3回に減らす、といった具合です。
あまりに症状がひどく、もうお見合いやデートをしばらくしたくない・・・という際には、①の気分転換とあわせて、思い切って2-3週間はお休みする、というのも手です。ただ、この場合には注意点が2つだけあります。これは「婚活をやめない」「一時的に休むとしても、期限を設定(できれば1か月以内)して全力で休み、その後は必ず復帰する」ということです。

なぜかというと、一度期限を決めずに休んでしまうと、復帰までの心理的なハードルがどんどん高くなり、結局半年以上、迷いながらもズルズルと休んだうえに、面倒になって婚活をやめてしまう。そして1年後にまた焦ってやり直し、過ぎ去った時間を悔やむ・・・という方が、残念ながら一定数いるからです。結婚したい、という気持ちが1ミリでもある限りは、うまく休んだり、ペースダウンしながらも、細々とでもお見合いは続けたり、3週間限定で休むと決め、カウンセラーにも復帰時期を宣言してから休みはじめるなど、うまくメリハリをつけるようにしてみてくださいね。

③「5月病は、自分にも必ず訪れるものだ」と受け入れる
ちょっと拍子抜けするかもしれませんが、意外と大きなポイントになるのがこちら。
真面目でストイックな方ほど、モチベーションが下がっている自分が許せず、自分を責めて、ますます婚活が嫌になってしまいがちです。
落ち込む際のメカニズムとしては、理想と現実が異なり、そのGAPに失望するということが挙げられます。そうであれば、もう、現実を先に受け止めてしまえば、失望することもなくなるというワケです。
花粉症になったことのある方ならわかると思いますが、毎年春になると、「ああ、今年も花粉症の季節がきたな」と思いますよね。ですが、もう花粉症歴が長い人にとっては、「どうして自分だけが花粉症でこんなつらい思いしないといけないんだろう。私にはきっと、春という季節が合っていないんだ。もういっそ、春が訪れることのない雪国へ海外逃亡でもしようか・・・」とはならないはずです。花粉症であることを受け入れているので、何も落ち込んだりはせずに、来たる花粉前線に備えて、薬を飲んだりマスクをしたりと、自分にできることを、ただ淡々として落ち着くのを待つだけですよね。
つまり、この婚活5月病が、自分にも訪れることさえ知っていれば、「ああ、例のヤツが自分にもきたな」と思うだけです。そう自分で認識できればしめたもの。目の前のできることを無理せず淡々とこなし、5月病が落ち着くのを待てばいいだけですから。この記事を5月病になる前に読めたあなたは、もうそのための一歩はすでにクリアしているはず、ラッキーですね!


以上、婚活における5月病と、それぞれに対する対処法をお伝えしました。
そして最後に大切なことですが、いずれの場合でも、一人で抱え込まずに、カウンセラーに自分の状態を率直に伝えてみてください。みなさん一人一人が違うお人柄ですし、悩みもそれぞれなはず。いつも接しているカウンセラーが、あなたの性格に応じた処方箋を渡してくれるはずです。
カウンセラーと二人三脚で、一緒に婚活5月病を乗り切りましょう!

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