「察して女子」をぶった斬る！！～銀座の結婚相談所、婚活ブログ～
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カウンセラー鈴木です。
6月に入りましたね。
今回は、男性に「察してほしい」と思ったことのある女子のみなさん向けの内容です。
婚活においては、この「察してほしい」は意外と厄介で、一歩間違うとこじらせ女子になってしまうので注意が必要です。ただし、ポイントを押さえておけば、だれでもすぐにクリアできますので、ご安心くださいね。
では、まずこの「察してほしい」がどのように起こるのか、仕組みを見ていきましょう。
＜「察してほしい」が起きるメカニズム＞
①女性が、男性に期待する（が、わがままと思われるのが嫌だから、期待する内容を男性には言わない）
②期待した通りの言動を男性がしなかった
③女性が「言わなくても、それくらいわかってほしい」と思う（＝察してほしい）
簡単に言うと、この通りです。仕組としてはいたってシンプルです。
ですが、問題は③の「察してほしい」と思った後。
ここで多くの女性が、要望を男性に伝えることなく、不機嫌になってしまったり、あるいはずっと我慢していてそれが何度か積み重なるうちに、ある日突然爆発してしまうのです。
最悪の場合は、別れ話に発展してしまう場合も。
一方で、男性から見える景色は、こうです。
どうですか？？
『あー！あるある！こんなこと！』
と、激しく頷いている男性読者もいるかもしれませんね。
『あ～、私これやってたかも・・・』
と、うなだれている女性読者もいると思います。（なんせ、私もその一人でしたから）
では、この状況は、何があれば解決するのでしょうか？答えは、シンプルです。
「女性が、自分の要望を、肯定的な表現で、男性に伝える」
ただこれだけです。
「でも、そんなこと言ったら、相手にわがままだと思われそうで嫌なんです。」
そういう女性のみなさん。よく考えてください。以下どちらのほうが、お相手にとってはより「わがまま」ととらえられるでしょうか？
A）相手に要望を伝える。相手にわがままと多少思われる可能性はあるが、相手が言動を変えてくれる。自分にとって快適な状態が得られる
B）相手に要望を伝えない。相手の言動が変わらず、自分にとって不快な状態が続く。その結果、自分が不機嫌になり、相手にもその空気が伝わるが、相手は原因がわからない
多くの察して女子はAと思っているかもしれませんが、実はBのほうが、一見、我慢しているようで、実はもっとわがままなのです。
なぜだか、わかりますか？それは相手に、自分の気持ちや要望を、言葉で表現することなしに、相手にくみ取ってほしいという、赤ちゃんレベルの要望を押し付けているからです。
赤ちゃんなら、泣いて、ぐずって、それで周りの大人が、どうしたのかな？おなかがすいたのかな？トイレかな？といろいろ気を回してお世話をしてくれます。
でも、あなたは既に、立派な大人です。言葉で自分の要望を表現できるのです。
だから、言わずに察してほしい、は、赤ん坊が言葉を使わずに、相手に自分の要望を叶えてくれることを求めて泣いている状態に等しいのです。
もう一度言います。
「言わないでも察してほしい」は
「赤ちゃんと同じ」なんです。
身に覚えのある方、自分が幼稚なコミュニケーションをとることで、どれだけ相手に対して、幼児を育てる母親レベルの大きな負荷をかけていたか、気づきましたか？
今までこれほどの負担を強いてきて、それでも「なんで怒っているの？」と心配して聞いてきてくれた男性たちに、まずは心の中で謝り、そして感謝しましょう。
でもこれからは大丈夫です。気づいた時点から、改めればよいのですから。
では、伝えるにあたって、自分からも言いやすく、相手にも受け取ってもらいやすくなるポイントをお伝えしますね。
ポイントは、「肯定的な表現で」ということです。もっとわかりやすく言うと、「＊＊しないで」ではなく、「＊＊してくれたらうれしいな」という表現を使うことです。
さらに相手への感謝も伝えるとよいでしょう。例えば以下のような感じです。
◆よい例）「いつも楽しいデートプラン考えてくれてありがとう。○○君と会う時は頑張っておしゃれしてるから、せっかくだしたまにはちょっと違うレストランにも行ってみたいな。
こんなお店見つけたんだけど、今度一緒に行けたらうれしいな」
◆悪い例）「毎回デートがファミレスって、本当にありえないからもうやめて。しかも前回は混んでてめちゃくちゃ待たされたよね？他の子は彼氏にもっといいお店連れて行ってもらってるよ。」
相手に要望をあまり伝えたことのない方や、「わがままだと思われたらどうしよう」と心配な女性は、まずは自分のお願いによって男性が喜んで頑張る→自分も快適になり、ご機嫌になる、このサイクルを、成功体験として積み重ねていくことをお勧めします。
最初は勇気がいるかもしれませんので、ほんの小さなお願いでいいから、まずは「相手に小さな依頼をする」という訓練を重ねてみてください。高いところにあるものをとってもらう、ペットボトルの蓋をあけてもらう、最初はそんな程度から始めてみましょう。その際も、「あれ取ってくれたらうれしいな」「ペットボトルの蓋、固いから開けてくれたらうれしいな」など、この「＊＊してくれたらうれしいな」の表現を使ってみて、少しずつ慣れていってください。
そして何よりも、相手が何かしてくれたら、とびっきりの笑顔でありがとうを言いましょう。
男性は基本的に、女性の役に立ちたいと思っています。「肯定的なお願い」をすれば、意外なほどに、喜んで頼みをきいてくれるものですよ。それにお礼まで言われたら、「もっと彼女の役に立ちたい！笑顔が見たい！」と頑張ってくれます。女性も自分の要望を伝えて快適な状況が得られるので、ご機嫌でいる時間が増え、結果的に関係性が良くなることがほとんどです。
以上、「察して」女子をぶった切る！でした。
今回の「察してほしい」にかかわらず、異性とのコミュニケーションに迷った際には、遠慮なくカウンセラーにも相談してくださいね。
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